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[NW]ネットワーク構築の冗長化(STP)

投稿日:2020-06-30
最終更新:2020-06-30

#LAN内経路の冗長化
前回の記事ではゲートウェイの冗長化について記載したため、この記事ではLAN内経路の冗長化について記載します。

スイッチで構成されたネットワークにおいて、同一VLAN内でフレームの転送経路を冗長化するにはプロトコルSTPを使用することで冗長化することができます。

物理的にはループ構成になっていますがブロッキングポートを作ることにより、論理的にルートブリッジを頂点としたツリー攻勢を作ることでループを回避します。

障害時にはブロッキングポートを使えるようにして経路変更することで可用性を高めています。

LAN内経路の冗長化を形成するまでに考えること

LAN内経路の冗長化を行うための順序は以下のようになっています。

  1. ループ構成のスパニングツリーを形成する

  2. スイッチ間を繋ぐルートブリッジを決定する

  3. ルートブリッジ以外のスイッチで、ルートブリッジにも近いポートルートポートを決定する

  4. ルートブリッジ以外のスイッチからセカンダリルートブリッジを決める

  5. ルートブリッジ、セカンダリーブリッジ以外のスイッチのセカンダリーブリッジとつないでいるポートをブロッキング(非代表ポート)として決める

実機を用いた設定方法

Ciscoスイッチの場合デフォルトでPVST(Per Vlan Spanning-Tree)が有効になっています。
そのためVLANごとにスパニングツリーを形成することができます。

まずはブリッジプライオリティを調整することでルートブリッジ・セカンダリルートブリッジを決めます。
このとき、ブリッジプライオリティが最小のスイッチがルートブリッジ、その次に小さいスイッチがセカンダリーブリッジとなります。

SW1(config)#spanning-tree vlan <vlan番号> priority <プライオリティ>  

次にブロッキングポートを決めるため、ブロッキングポートのパスコストを変更します。(パスコストを上げるとそのルートを通る優先順位は低くなる)

SW3(config-if)#spanning-tree vlan <vlan番号> cost <コスト>  
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