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ITエンジニアに奉げる lsを軸にした出来る男の演出方法

投稿日:2019-12-19
最終更新:2019-12-20

初めて会った人の第一印象は3秒程度といわている。これはIT業界での初顔合わせでも同じことが言え、一目置かれるためには、出来る男の演出が重要になってくる。

知識の習得や、経験を得るにはそれなりの時間が必要になるため、短い時間で出来る男になる方法が求められる。

今回は私が編み出し方法を伝授する。

ターミナル

出来る男の演出としては、巧みなGUIさばきではの操作だけでは正直インパクトが弱い。なぜなら、大体の社会人はPCを使っており、その殆どの人がGUIを利用しているからだ。そこで一般的にはあまり使われてないターミナルでの演出が重要になってくる。

また、昔からテレビに出てくるハッカー(正確にはクラッカーが多い)は、謎のハッキングソフトを使い、ターン!となるキーボードをうつと、ツラツラと文字が流れ、

  • 「言うこと聞いてくれよ!いいこちゃん」
  • 「ビンゴ!」

という流れを経てハッキングに成功する。このツラツラと文字が流れる演出を行うのだ。

準備作業

まずは準備作業を説明する。もちろん作業もターミナルだ。背景はもちろん黒にすることが重要になってくる。だいたいテレビで出てくるターミナルらしき画面の背景は黒が多いからだ。

次に演出するための準備を開始する。内容は以下の通り。

mkdir ore_ha_dekiru  
cd ore_ha_dekiru  
vi oredeki.sh   

中身は以下の通りだ。 単純にuuidで生成した文字列をベースにファイルを作成するだけだ。
もちろん、演出の一環として vi を利用する。さらに移動にカーソルはご法度で必ず hjkl(エイチジャッカル)を利用し移動すること忘れないでいてほしい。

#!/bin/sh  
for i in {1..1000} ; do  
    ore_file="dekiru-`uuidgen`"  
    touch ./${ore_file}  
done  

ファイルを保存したら、実行してみよう。暫くたつと演出ファイルの作成完了だ。

sh oredeki.sh   

ファイルができているかを確認してみよう

ls -l  
-rw-r--r--. 1 root root   0 12月 15 14:05 dekiru-000b3458-d2d9-41e8-ba04-b75bad922b23  
-rw-r--r--. 1 root root   0 12月 15 14:05 dekiru-005a1d9d-444d-4cb1-b1d9-11320aeafdae  
-rw-r--r--. 1 root root   0 12月 15 14:05 dekiru-0100638a-29d5-4fad-89eb-e52ed6d33bc5  
-rw-r--r--. 1 root root   0 12月 15 14:05 dekiru-0140dffc-43aa-456a-9636-7938823adbff  
-rw-r--r--. 1 root root   0 12月 15 14:05 dekiru-01a9ee8a-2275-4a32-ae8c-0709aef4e27f  
-rw-r--r--. 1 root root   0 12月 15 14:05 dekiru-02341311-0e40-41f6-8ba3-655aa58c56d2  
-rw-r--r--. 1 root root   0 12月 15 14:05 dekiru-02906d7c-500d-40b0-baf7-985c804cc871  
-rw-r--r--. 1 root root   0 12月 15 14:05 dekiru-02beb9c2-7569-4a2e-8239-0cdfe4290a9b  
-rw-r--r--. 1 root root   0 12月 15 14:05 dekiru-03268db6-6bd4-4857-ad1f-ccbc51f26d1b  
-rw-r--r--. 1 root root   0 12月 15 14:05 dekiru-0339119e-585f-46eb-9d10-08c2aee98cb0  
・・・  

すべてはlsから始まる

読者の皆さんは、本記事通りに作業を実施している場合、すでに最初の演出は終わっている。
そう、最重要コマンドである、lsコマンドだ。恐らくコマンドをトラッキングしたら世界一使われているコマンドではないだろうか。

驚くべきことに、この誰でも知っているコマンドで演出ができてしまうのだ。

まずはもう一度、以下のオプションでlsをタイプしてみよう。

ls -l  

どうだろう。昨今のマシンでは一瞬で流れ切ったため、ツラツラ感が出せないのではないだろうか?
どちらかというとサーッ!感だ。

では以下ではどうだろう。 |(パイプ) を使って moreコマンドで繋げるのだ。(less派の人はlessでもいい)

ls -l | more  

よく見ると日本語環境では「続ける」の文字が表示され、一覧表示が止まっていることにお気づきだろうか?

この後、スペースをたたいてみよう。 

-rw-r--r--. 1 root root   0 12月 15 14:05 dekiru-0c3272f8-ea10-40b0-ac69-88f1bd69529c  
-rw-r--r--. 1 root root   0 12月 15 14:05 dekiru-0cb365d7-1af3-4a0a-8ac8-b28b8c83e141  
-rw-r--r--. 1 root root   0 12月 15 14:05 dekiru-0ce8f5d5-c006-4a4e-909e-a848359de2cd  
-rw-r--r--. 1 root root   0 12月 15 14:05 dekiru-0d6f9377-9a8e-4d97-8ff2-78854475dbd9  
--続ける-  

少し文字が流れたことが分かると思う。 まだツラツラ感ではなく、ザッザ感だ。

もう一度、同じオプションでタイプしてみよう。
今度はスペースをタイプするのではなく、しばらく押し込もう。

ls -l | more  

どうだろうか。とうとうツラツラ感が出たのではないだろうか? そう、これこそがツラツラ感をだすために重要となってくる方法である。

ただ、この方法でもツラツラ感を出すのはせいぜい数秒後だ。なので、何度も上記コマンドを発行する必要がある。近年のシェルではヒストリーの機能があるので、カーソルの↑などで前に実施したコマンドが表示されるので、これを是非利用していただきたい。

更なる演出として、スペースキーをタッタッタ!とタイプするパターンと、押し込むパターンを組み合わせることで更に出来る男の演出力がアップする。

以下に私が考えた、タイプと演出効果についてまとめたので参考にしていただきたい。
この組み合わせを変えつつ、繰り返すことでより出来る感を演出できるのでないだろうか。

コマンド  スペースのタイミング 演出効果
ls なし 全体を俯瞰するイメージを演出。
物事を全貌をまずは把握することを印象付ける。
ls -l なし サッと確認する感じ。勢いがあるため、知っている感がで慣れている感があふれ出る
ls -l + more タッタッタ 調査慣れしている人が調査を始めた感じの演出。当たり所をつけており、扱いなれている感がでる。
ls -l + more ター(押し込み)、タッタ 流し読み後、ターゲットを絞り込んだ感を演出。問題発見は近いのではないかと思わせる効果あり
ls -l + more ター(押し込み) ツラツラ感が出る。凝視し、繰り返すことでハッカー感がで、コイツできる感がでる。

ここでなぜ1000ファイルしか作らないかがお判りいただけだろうか。そう何度もlsをタイプさせることで、再度タイプしたときに一瞬画面がクリアされる演出、色々なパターンを繰り返せる適度な長さ、表示が終わるタイミングを体で覚えることができる最適なファイル数なのだ。

さらなる演出

少し蛇足ではあるが、ls -l だけでは、ツラツラ感はだせるが、画面に流れる文字が物足りなく感じる場合がある。デカい画面を利用していたり、右端が寂しい場合だ。

その場合はawkを利用し、より表示量を増やすことをお勧めする。

例えば以下の感じだ。

 ls -l | awk '{ print $2,$2,$3,$9,$4,$4,$5,$5,$6,$6,$7,$7,$8,$9 }' | more  
1 1 root dekiru-005a1d9d-444d-4cb1-b1d9-11320aeafdae root root 0 0 12月 12月 15 15 14:05 dekiru-005a1d9d-444d-4cb1-b1d9-11320aeafdae  
1 1 root dekiru-0100638a-29d5-4fad-89eb-e52ed6d33bc5 root root 0 0 12月 12月 15 15 14:05 dekiru-0100638a-29d5-4fad-89eb-e52ed6d33bc5  
1 1 root dekiru-0140dffc-43aa-456a-9636-7938823adbff root root 0 0 12月 12月 15 15 14:05 dekiru-0140dffc-43aa-456a-9636-7938823adbff  
・・  

どうだろう?よりボリュームがでて、ツラツラにざらざら感が出たのではないだろうか。より何かを知っている感が出て、出来る男に見えるようになるだろう。

このように、出来る男を演出するも一朝一夕で出来るのではなく、先人の知恵の結晶であることをお判りいただけたと思う。

環境や画面サイズなどで、なかなか思い通りに演出ができない場合もあるかと思う。ただ、どういう環境においても、それを達成できることが「出来る男」なのだ。

是非、これを見て精進してほしい。

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@sankit25がまあまあ頑張ってブログを書きます。 偉そうな事も書くので、こっぱずかしいので家族に見つからないように書いてます。

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