自分のHPで技術力をアピールするなら静的サイトジェネレーターを使え!

公開日:2018-11-17
最終更新:2018-11-19

WordPressを使うことが技術力の証明になるのか?

自分のHP^1を作るのにメモ帳でタグを打っていた時代は過ぎ去り、現代はWordPress等のCMSを使うことが主流になっています。そのCMSすらボタン一つで作成できるばかりか、初めからできあがっているCMSをそのまま利用できるサービスすら存在します。独自ドメインやHTTPS化も容易にできるようになった今において、技術力など全く必要とせずに、誰でも自分のHPが作れると言ってもいいでしょう。自分のHPがある=技術力があるなど全く言えず、ましてや、ありきたりなWordPressで構築するなど、誰でもできることをやって自慢しているような技術を知らない素人と見られかねません。

そんな時代であるからこそ、技術力があるからできるHPが必要です。素人には真似できない、技術力があってこそできること、それは何か。そう、それこそが、静的サイトジェネレーター(Static Site Generator)です。

静的サイトジェネレーターとは何か?

静的サイトジェネレーターとはWebページ作成ソフトウェアの一種です。Webページ作成ソフトウェアと言えば、所謂Webオーサリングツール、有名なものであれば、ホームページ・ビルダーやAdobe Dreamweaver等を思い浮かぶでしょう。しかし、静的サイトジェネレーターはそれらのソフトウェアとは全く異なるものです。Webオーサリングツールが知識がない素人が簡単に作れることを目的にしているのに対し、静的サイトジェネレーターは知識がある玄人が素早く作れることを目的としているからです。

まず、静的サイトジェネレーターにはエディタ機能がありません。GUIもありません。あるのは次のことができるコマンドだけです。^2

  • 初期構成(サイトの基になる)を生成する。
  • Webサーバーを起動し、サイトの内容を確認できるようにする。
  • 静的サイトを生成する。

サイト作成の流れは、次のようになります。

  1. 静的サイトジェネレーターで初期構成を生成する。
  2. 好みのテキストエディタを用いて、設定の編集、内容の追加等を行う。
  3. 静的サイトジェネレーターでWebサーバーを起動する。
  4. ブラウザでサイトの確認を行う。必要であれば、内容の変更等を行う。
  5. 静的サイトジェネレーターで静的サイトを生成する。
  6. 生成された静的サイトをアップロードする。

更新は2.以降を繰り返すだけになります。

どのような技術力が必要なのか?

静的サイトジェネレーターはコマンドベースです。コマンドラインでの操作ができない、触りたくない、よく知らないという本当の素人はこの時点で挫折します。cdすらわからなければ、サイトの基になるファイルが置かれた領域に移動することができず、使用することは不可能です。この時点で、CUIでの操作ぐらいはできると判断できます。

次に、ある程度のHTMLやCSSの知識が無ければカスタマイズできません。各アイテムをGUIで配置するだけで終わりというわけではなく、ソース上でそれを表現する必要があります。誰かが作ったテーマも無い事は無いですが、WordPressのように豊富ではないため、ある程度は自分で作り上げていくしかないでしょう。BoostrapのようなCSSフレームワークを素で使おうとするだけでも、ボタン一つで終わりと言うことはないのです。

最後に、さらにカスタマイズして行くには、静的サイトジェネレーターが作られた言語の知識もある程度必要になります。この時点で、素人さんはお断りと言ったところです。

どのようなものがあるのか?

静的サイトジェネレーターにはどのようなものがあり、また、どれが人気なのかは下記サイトが参考になります。

StaticGen | Top Open Source Static Site Generators

ものによってはブログ作成に特化しているなど、できることがソフトウェアによって異なります。人気のものを使えばいいと言うことではなく、自分の目的にあった好みのものを探すのがいいでしょう。

さらに技術力があるっぽいところを示すにはどうすればいいのか?

次のような事ができているとさらにわかっている感が示せるでしょう。

  • 静的に書かれたサイトマップやメニュー
  • 静的に埋め込まれた共通のヘッダとフッタ
  • クリーンURL
  • 徹底的なminify(HTML、CSS、JavaScript)
  • オリジナル、または、カスタマイズされたCSSフレームワーク
  • オリジナル部分があるJavaScript(決してjQueryではないこと)
  • CSSやJavaScriptは可能な限りまとまっている(パブリックCDNは使わない)
  • アセットアフィルのファイル名にハッシュ値

静的サイトジェネレーターを使わない理由はあるのか?

ありません。Webサイト作成の主流はCMS、それもCMSを自分で置くのではなく、CMSのサービスをそのまま使うになってくると思います。しかしそれは素人がWebサイトを作成する場合という話です。私達技術者はそのような流行に乗らず、技術者であるからこそ、作業が楽になり(怠惰)、素早く作成でき(短気)、レベルの高い(傲慢)ものを選ぶ必要があります。それが、静的サイトジェネレーターであると言うことです。

記事が少しでもいいなと思ったらクラップを送ってみよう!
363
+1
@raccyの詩集

よく一緒に読まれている記事

0件のコメント

ブログ開設 or ログイン してコメントを送ってみよう
目次をみる

技術ブログをはじめよう

Qrunch(クランチ)は、ITエンジニアリングに携わる全ての人のための技術ブログプラットフォームです。

技術ブログを開設する

Qrunchでアウトプットをはじめよう

Qrunch(クランチ)は、ITエンジニアリングに携わる全ての人のための技術ブログプラットフォームです。

Markdownで書ける

ログ機能でアウトプットを加速

デザインのカスタマイズが可能

技術ブログ開設

ここから先はアカウント(ブログ)開設が必要です

英数字4文字以上
.qrunch.io
英数字6文字以上
ログインする