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Vivaldiブラウザとは何者か。そして愛を叫ぶ

投稿日:2018-12-19
最終更新:2019-01-20

Vivaldi Your browser matters. - YouTube

はじめに

今、あなたは、どのWebブラウザを使ってこれを目にしていますか?

Google Chrome? シェアトップですし、Web開発者にとっては無視できない存在でしょう。
Mozilla Firefox? OSSですし、開発者のことをよく考えているWebブラウザだと思います。
Apple Safari? 開発者にはmacOSユーザーが多いので、納得です。
Internet Explorer? 良いと思って使っているのか、そうでないのか、気になります。

もしかして、Microsoft Edgeですか?
最近、Chromiumになるとか騒がれてましたね。
そこでは、今は亡きレンダリングエンジンPrestoと、Webブラウザの多様性とはなにか、について話に上がりました。

これは、それらと関わりの深い、『Vivaldi』というWebブラウザについてのまとめです。
(多様性うんぬんに関しては語れませんのであしからず…)。
(また、Presto Opera等、昔のWebブラウザは使ったことないのであしからず…)。

Opera

伝説となったOpera

Opera(オペラ)は、ノルウェーのソフトウェア開発会社、オペラ・ソフトウェア (Opera Software ASA) によって製作されているウェブブラウザである。
Opera - Wikipediaより

1995年8月30日にヨン・フォン・テッツナーとゲイル・イヴァルセイによって設立される。
オペラ・ソフトウェア - Wikipediaより

オペラ最強伝説でお馴染みのOperaです。

具体的に、何が『最強』で『伝説』となったのか、軽くWikipediaを見てみても、

  • 高度なカスタマイズ
    • 外観
    • マウスジェスチャ
    • キーボードショートカット
  • 高度なタブ管理
    • グループ化
    • サムネイル表示
  • ユーザースクリプト・ユーザースタイルシートのサポート

と、目を引くものがたくさんあります。

Operaは、『プラグイン無しで骨の髄までカスタマイズ可能なWebブラウザ』というわけです。

また、Operaは、Prestoと呼ばれる独自のHTMLレンダリングエンジンを用いていたこともあり、『第三のブラウザ』とも呼ばれていたそうです。
(第一はMosaic→IE→Edge(絶滅)、第二はNN→Fxでしょうか?)

My OperaというSNSがオペラ・ソフトウェアによりOperaユーザーのために提供され、そこで、ユーザーの声を聞いて開発していたそうです。

My Operaの死

2014年3月にサービスの提供を終了しました。

これに対し、オペラ・ソフトウェア創設者ヨン・フォン・テッツナーは、

My OperaのコミュニティこそがOperaのありようを決定する助けになると信じており、オペラ・ソフトウェアによるコミュニティ閉鎖の決定を快く思っていなかった。
Vivaldi (ウェブブラウザ) - Wikipedia)より

そして、ヨン・フォン・テッツナーは独自のバーチャルコミュニティサイトを作りました。

過去の伝説となったOpera

2013年2月にレンダリングエンジンをPrestoからWebKitに移行する方針が発表され、同年4月にはGoogleがWebKitから派生したBlinkエンジンの採用を発表すると、Operaも追従し、デスクトップ版Opera 15の最初のベータ版は2013年5月に、最初の安定版は2013年7月にリリースされた(Windows・Macのx86版のみ)。
Chromiumをベースに一から開発し直されている。

Presto Operaが死に、Prestoが死に、多くの独自機能が死にました。

私は当時を知らないのですが、調べてみたところ、

  • 悲しむ人
  • アップデートせずに使い続ける人
  • 検証せずにすむようになることに喜ぶ開発者

がいたようです。

Vivaldi

Vivaldiの誕生

A Browser for Our Friends
Vivaldi Browser - Not for everybody, just you - YouTube

ヨン・フォン・テッツナー率いるVivaldi Technologiesが、かつてのPresto Operaユーザーや開発者、ヘビーなネットユーザーのために、VivaldiというWebブラウザを開発しました(最初のプレビュー版は2015/01/27公開)。

レンダリングエンジン

Blinkを使用したChromiumブラウザで、Google Chrome用拡張機能が動作します。

当初はオペラ・ソフトウェアにPrestoの使用を交渉したが許可を得られなかったとのことで、開発側はVivaldiが軌道に乗れば、自社で改めてレンダリングエンジンを開発する可能性も視野に入れたいとしている。
Vivaldi (ウェブブラウザ) - Wikipedia)

特徴的な機能

タブマネジメント

  • タブスタック
    • タブのグループ化
  • タブタイリング
    • 画面を分割し、複数のページを一度に見れるようにする
  • ゴミ箱
    • 閉じたタブをもう一度開くためのゴミ箱
  • タブプレビュー
    • タブにマウスをホバーすると、ページをプレビューする

ナビゲーション

  • ブックマークニックネーム
    • ニックネームでブックマークを呼び出し、開く
  • スピードダイヤル
    • 新しいタブにブックマークを表示する
  • 早送り / 巻き戻し
    • 高度な『前に戻る』・『次へ進む』
  • 検索欄
    • Firefoxのような検索欄がある

ユーザーインターフェース

  • テーマ
    • UIの色を細かく変更する
  • テーマスケジューラー
    • テーマを時間帯で変更する
  • UIズーム
    • ページではなく、UIの拡大・縮小
  • ウェブパネル
    • 画面横に、モバイル用ページを表示するパネルを追加する
  • ツールバーのポジション
    • タブバーを画面横に縦置きできる等
  • 縦読みリーダーモード
    • 新聞にも載った、縦書き

ツール

  • メモ
    • ページの内容などをメモする
  • スクリーンショットキャプチャー
    • スクリーンショットを撮る
  • 画像の詳細情報表示
    • Webの画像のメタデータを表示する
  • 履歴
    • 履歴をグラフ化する
  • ダウンロード
    • ダウンロードの停止・中止・レジューム等

マウス & キーボード

  • キーボードショートカット
    • Webブラウザ標準のキーボードショートカットを変更できる
  • マウスジェスチャー
    • マウスで多くの操作を行える
  • クイックコマンド
    • Vimでいう『コマンドラインバッファ』?
    • 高度なアドレスバー

プライバシー & セキュリティー

  • プライベート検索
    • プライベートウィンドウでの検索エンジンを指定できる
  • WebRTC IPプライバシー設定

コミュニティ

同期などに使われるVivaldiアカウントを作ると、ブログ作成やメールアドレス取得ができます。
Vivaldi Communityには、開発チームのブログや他の人のブログ(主に英語)がピックアップされています。

シェア

肝心のシェアはというと…世界シェア、0.05%。
ちなみに、Mozilla(Firefoxではない)というものが0.06%。
Operaが2.29%。

しかし、日本国内に限っていうと、シェアはなんと…0.22%!
上に0.69%のOperaがあり、その上に7.39%のEdgeがあります。

使ってみて

※あくまで個人の感想です

第一印象。設定項目多くね…?
第二印象。Vimiumの完全再現はできないか…。
第三印象。使いこなせないわ…。
第四印象。痒いところに手が届かない…。
第五印象。…。

………。

これはだめだ。タブを大量に開く癖がついてしまう。ダメ人間になってしまう。縦タブ癖になってしまう。Vimiumを完全には置き換えられないものの、カスタマイズしたキーボードショートカットがビルドインページでも使えるのはありがたい。しかし複数回に渡るキータイプによるショートカット機能が実現されるのははたしていつになるのだろうか。流石に開発チームの中にもVimmerぐらいはいるだろうからこの問題を把握はしてくれているんじゃないかと思いたい。それにしても検索エンジン設定がChromeと比べ簡単なのはいいけれどもFirefoxほどではないのがつらい。Firefoxからのインポートでニックネームが消えたときはため息が出た。しかしブックマークのニックネームと重複しても問題ないのはキータイプが一つ減りありがたいのでやはり一から育成するのがよいのだろう。長所もたくさんあるが動作がところどころつまづいてしまうのが玉に瑕。これは今後のバージョンアップに期待か。Data URIがうまくいかないことがあるがこれは一体なんだろうか。あとクイックコマンド周りは改善の余地があるな。Escで消えるくせにCtrl + cでは消えないしCtrl nやCtrl pで選択できない。またブックマークレットとの相性も良くないようだ。アドレスバーを拡張するという方法を取らなかったのには好奇心からの興味がある。とりあえず設定項目の完全な同期機能がほしい。そして設定データを公開し合うWebストアがあればよい。Operaにもそういった場があったらしいし。とりあえずVivaldiにはメインとするターゲット層をはっきりと見据えてもらいたいとも思う。わざわざVivaldiを使うのはPresto Opera民とか宗教上の理由でChromeが使えない人とか効率化のためならCSSやJavaScriptを学ぶというような効率厨とかなんだから、もっとこう開発者をキュンキュンさせるようなものがあってもいいと思うのだよ。独自のキーボードショートカットを定義するとか.zshrcや.vimrcを見習った設定ファイル形式にするとかブックマークレットの実装環境を整えるとか。いやでも本当によくやってるよテッちゃん。これからもどうか頑張ってくれ。

おわりに

途中疲れたので不備があるかもしれないです。
多分加筆修正します。

Vivaldiの、Webの未来に幸あれ!


あ、言い忘れてましたが私のデフォルトWebブラウザはFirefoxです。
Firefoxはいいぞ!

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