はじめに
私が現在考えている「成長」の定義についてを文章にまとめてみました。
とりとめない雑記なので体系的になっているわけではありません。
世の中には様々な意見があるかと思いますので、ひとつの事例としてご覧頂ければ幸いです。
成長とはなんだろう
「私にとって成長とはなんだろう?」
「私は去年と比べてどれくらい成長しているんだろう?」
ふとした時にそう思い返すことはありませんか?
成長の定義は本当に人それぞれなので、沢山の候補が挙げられるでしょう。
すぐに思いつくものとして以下のような例を作ってみました。
- できない事ができるようになったり上手になった
- 知識や経験によって自信を持てた
- 困難な出来事を乗り越えて達成できた
- 自身の視点が増えたり俯瞰的になった
- 自身への対価(賃金など)が増えた
- 以前よりやる気に満ちあふれた
これらの共通点は、今立っている場所から振り返った時に初めて気付くものです。
皆さんも同じような内容をイメージしていませんか?
私たちは、過去の自身と比べる事で成長を実感したがる性質があるように私は思います。
これは私たちが本能的に「必死に走り続けた結果」によって成長がもたらされるものだと理解しているからかもしれません。
安心感を得られるコンフォートゾーンを抜けだし、自身に負荷をかけるストレッチゾーンに入りもがく時に人は大きく成長します。
しかし、ただ負荷の中を闇雲に走り続けると、すぐ迷ってしまい、不安が募るつれてパニックを起こし、やがて諦めてしまうかもしれません。
そうならない為には、日々自分に負荷をかけ続ける理由や道しるべが大切になります。
それがすなわち「目標」です。
例えば『5kg痩せる為に毎日1時間のウォーキングをする』というように明確な目標がある場合に、私たちは苦しみを乗り越え達成しやすくなります。
目標には明確に計測可能なマイルストーンを持つ事が重要です。
計測可能とは「いつまでに」「なにを」「どれくらい」かが定義されているという事で、数値化された目標に対して予定と実績を比較するようになり、日々の進捗があなたのモチベーションに繋がります。
業務で半期や1年といったスパンの目標を立てている方はたくさんいると思うので、既存の目標であいまいな部分があるようなら数値化を意識してみてください。
では次に、もっと視点を広げてみましょう。
「あなたは何故その目標を選択したのでしょうか?」
何気なく立てている目標であっても、その裏側には必ず本当の理由が隠れています。
しかし私たち自身そこまで気づかない事が多く、見逃しがちです。
目標を考える際には自分に対して「何故」を繰り返し問いかけることが非常に重要です。
先ほどのウォーキングの例で考えると、例えば『健康で長生きしたいから』等の真の理由が見えてくるかもしれません。
あなたの人生に対してその目標はどんな意味を持つでしょうか?
何故その目標を達成する必要があるのでしょうか?
「目標」の裏側に隠れている「目的」を考え、そこに向かい続ける事が、私にとっては最も重要な成長だと考えています。
目的によって目標は連鎖し、やがて自身の未来を作り出すような大きな変革に繋がっていきます。
いま目の前に目標がたくさん存在している方は、一度それらの共通点を探してみてください。
そうするとあなたの「なりたい姿」が明確化してくるかもしれません。
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