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【英語】前置と倒置

投稿日:2018-10-31
最終更新:2018-10-31
※この記事は外部サイト(https://gohann-tabetai.hatenablog.com/entr...)からのクロス投稿です

前置と倒置

タイトル通りですが、今回扱う特殊な構文(語順含む)は、主に

  • 前置
  • 倒置

の2つです!

一見特殊ですが、決して使われていないというわけではなく、むしろ普通に使われているのですが

疎かにされがちだったり、余裕がなく手が回らないみたいケースが多い印象だったので、今回は美しさなどを色々織り交ぜて書いてみます


前置 (Fronting)

倒置は前置に密接に関係しています。

倒置を生じさせる要素は主に前置です

なのでまずは、準備として前置から扱っていきます

前置

普通英語では、他動詞の場合目的語は後に続きます。

そして、副詞(または、(There is) no doubt S V ...のような副詞相当フレーズ)が前置される時は

例えば

A

  1. Perhaps he doesn't like Jane Austen's works.
  2. Fortunately, there were no lives but were alive.
  3. No doubt she’ll tell me everything when she’s ready.

は、パラフレーズすると

B

  1. It may be (the case) that he doesn't like Jane Austen's works.
  2. It is fortunate that there were no lives but were alive.

のように、第一例のPerhapsは文内とは関係なく、文の外から節について修飾しています。ちなみに文副詞という分類に分けられます。(ただ、前置された副詞が全てこの分類というわけではないので注意です)

副詞語が前置された形を軽く紹介したので、続いて名詞(句・節)の前置について(元々あった位置をアンダーバーで記してます)

Really good meals they serve _ at that hotel. (Quirk et al. 1985)

他に目的格補語などありますが、むやみに例を増やしたくないので今回は割愛いつか本で見かけたら取り上げます!

これで前置については、今回扱う倒置を理解するのに十分に準備できました!倒置へ進みます

倒置

倒置には主に2つのタイプがあります。

Little did I dream that I would have more than 20 new subscribers in less than a month after getting started.

On these sources depends our study.

1つ目はSubject-Operator型、2つ目はSubject-Verb型です

順番に書いていきます

Subject-Operator型

今回記事で紹介するのは

  1. 文否定の否定語句が先頭に移動(Onlyなどの準否定語も含まれているので注意)
  2. SV so adj/adv that 構文のso adj/advが前置された場合
    • 最近では、副詞節thatが更に前置されて that ..., so ... V Sという構文も容認され始めてるのかも知れませんが、議論の余地があるので扱いません。
  3. NP be such that 構文のsuchが前置された場合
  4. 仮定法条件文の変形

という4つのパターンによって引き起こされます

リストに書かれていないパターン(例えば、so,as,neither系)はまた他の機会に紹介したいと思います


文否定の否定語句が先頭に移動したパターン

このパターンは複雑なものが多く、初見だと分かりづらかったりするので+αで派生したものを紹介します

通常タイプ(前置詞句)

  1. Under no circumstances may the child be identified.
  2. In no clothes does Mary look attractive.

そして、文否定でない場合は構成素否定なので、

In no clothes, Mary looks attractive.

に書き換えられます、文否定と違って助動詞が倒置されません

また、前置のパートで紹介した

No doubt she’ll tell me everything when she’s ready.

において、No doubtは 

There is no doubt that she'll ...

のように文の外から修飾していて、文否定ではないので

* No doubt will she tell me

という形にはなりません

恣意的に副詞句が前置されているだけで 、文法的に制限されていないので

In no clothes, Mary looks attractive.

Mary, in no clothes, looks attractive.

Mary looks attractive in no clothes.

のようにFront・Mid・Endの3つのポジションが可能です。

文否定と構成素否定の例として英文法書から沢山引用されているのですが、この文は更に分裂分の焦点にできます

It is in no clothes that Mary looks attractive. マリーが魅力的に見えるのは服を着ていない時だ。

また、文否定の場合は

It is not (the case/so) that Mary looks attractive in any clothes.

というふうに、構成素否定と違い、文全体を否定していることがわかります。

発展例

Subject-Operator型の発展的な例についてです。

英語では否定を使った構文がいくつかあり、少し列挙をすると

VはVerb(動詞)の意として使われますが、ここでは述語、補語など

次にV`は、主節内と主語ー動詞が同じために省略されて部分の補語、また相当語のことを指しています。

  • Had no sooner V than V`
  • Had hardly/scarcely V when/before V`
  • No more V than V`

まず基本的なこの3つを紹介します。

それぞれのパターンは、否定語句が前置されることがあって、その時は

  • No sooner had he suggested a place for me than he asked for help on his paper.
  • Hardly had they become alarmed (or: frightened) at the moment when our host dashed into their crowd.
  • No more than there is a single sort of motivation one can call piety isthere a single(S)

という形に、また、before, after, until, など接続詞を含む文章で、否定語句が前置された場合は接続詞が一緒についていきます

  • Not untilwas the situation clarified..

発展例2 意外と知られてなさそうなポイント

あんまり取り扱われている印象がないのでここで紹介します

副詞語の他に、以下の文を

He hadn't read a book (=He had read no book.)

ちなみにno booksでないのは、any booksでないため、文の意図が「1つの本」を指しているためです。

これを

(?) Not a book he had read _.

のように前置すると、S-op倒置が同じように引き起こされます。

Not a book had he read.

詳しい情報はQuirk et al. 1985などからどうぞ

so adj that構文の倒置

... the cold winter wind had brought with it clouds so sombre, and a rain so penetrating, that further out-door exercise was now out of the question. (Charlotte Bronte)

上のようにso adj/advに、結果・程度を表す副詞節のthatが続く構文ですが、so adj/adv部分が倒置されるとSubject-Operator型の倒置が生じます

Yet so natural to mankind is intolerance in whatever they really care about, that religious freedom has hardly anywhere been practically realized, except where religious indifference, which dislikes to have its peace disturbed by theological quarrels, has added its weight to the scale. (Mill)

また、文学体ですが

Once I came upon three dogs savagely tearing something apart, and drew my pistol, so convinced was I they would come for me; (Ishiguro)

これは、Onceは接続詞でOnce [I came ... and drew]ではなく

Once I came upon three dogs savagely tearing something apart, I was so convinced that they would come for me that I drew my pistol.

that they wouldのthatは、convincedの目的語で、確信している内容です

「彼らが来ると確信したのでピストルを引いた」

このように、that節がまるごとso adj/adv と一緒に移動するケースもあります

NP be such that 構文のsuchが前置された場合

これはso adj/advと同じですね

仮定法条件文の変形

現代英文法講義では文を書いた人のMood, Modalityをないがしろにしているという感じで更に忠実な「叙想法」と名付けましたが、今回は通じやすい仮定法を選びました

これは結構お馴染みです

If they were

If they had

If they should

が、

Were they

Had they

Should they

というようになるパターンです。

よく文頭でしか出ないと誤解されますが、文の終わりにコンマ無しで出てくることもあるレベルなので意識しておくと苦労しません

また、仮定法条件内では、仮定法過去を表す場合は

If they did..

ですが、

Did they ...

のように変形する場合は、かなり古いので今はもうほぼ無いです。

Subject-Verb型

次にSubject-Verb型ですが、これはやや初心者には複雑に見えます

まず生ずる主な条件からまとめると

  1. 主語+動詞(自動詞)+副詞句 の、副詞句が前置された場合。
    • 自動詞に義務的に生じる、例えばlive in Tokyo、in Tokyoを取り除いたらsurviveという意味になるのでin Tokyoは義務的といえます
    • 例: Here comes the bus.
  2. 動詞がLinking Verbで、主格補語が前置された時
  3. 瞬間的に行われた動作などの時に、前置詞単体(主格補語的)+自動詞+主語

の3つのパターンです。最初の方で倒置を生じさせる要素は大抵が前置によるものと書いたのですが、この3パターンにうまく当てはまっていることがわかります

パターン1(SVA→AVS)

In a distant grave lies his beloved body.

On these sources depends our study.

パターン2(SVC→CVS・SVA→AVS)

be型

Outstandingly deep was his love of nature.

結果型の連結動詞(resulting copula)

Faint grew the sound of the bell.

パターン3 (SVA→AVS)

Away flew the bird, followed by all the people, young and old, men and women and children.

なぜ倒置されるのか...?

基本的に日本語でも英語でも、新情報は文末に置かれ、焦点がそこに向かいます。

このことをEnd-focusと呼びます(文末焦点)

同じように、文末重心という用語もありましたが、あれはEnd-weightですね

このため、S-verb型倒置の目的は主語を文末に回して強調するということがわかります

譲歩文の倒置

Come what may.

の形や、

Fail though I did, (主節が続く) = Though I failed, ...

Young as he is, he is polymath.

など。少し長くなりますが、

Little(=副詞), however, as people are accustomed to a doctrine like that of Von Humboldt, and surprising(=形容詞) as it may be to them to find so high a value attached to individuality, the question, one must nevertheless think, can only be one of degree.

でも同じように、述語が前置されています。(ただ、操作詞は倒置されません)

祈願文の倒置

これはSubject-Operator型です。

May the Force be with you.

終わりに

as, than, so後の倒置や、その他紹介したい様々な構文がありましたが、今回は必要に応じて十分に盛り込みました

今回書くにあたって

  • The Cambridge Grammar of the English Language
  • A Comprehensive Grammar of the English Language
  • Longman Student Grammar of Spoken and Written

を参考にさせていただきました

また、日本語チェック・内容のフィードバックをしてくれた私の彼女に感謝します

この記事は https://gohann-tabetai.hatenablog.com/entry/2018/10/10/024225 の再投稿です

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